神戸大学医学部ヨット部

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一夜明けて

西医体おつかれさまでした。準スキッパーになってしまいました松岡です。

この2年半、僕が見ているところで、見ていないところで支えてくださったいろいろな方々に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

 

さて、クルーとしての西医体が終わった節目に、帆走の代わりとして需要云々は置いておいてちょっと振り返りをしようかなって思います。

 

 

 

ヨットに初めて乗ったのは2014年3月の試乗会でした。岡田さんと一緒に470に乗っけてもらって、リアクション薄くてアレだったかもしれないですけどトラッピーズに出るのがめちゃめちゃ楽しくて、こんな楽しいスポーツあるかつって、ほぼ8割がた決めてました。

4月に入部宣言して、練習来てみると結構ガチな部活で、ついていけるかなーとかぼんやり心配しつつ、同回生や上回生の醸す雰囲気が大好きで大好きで、楽しい部活動を送ってました。

そんなのほほんとした気分のまま浜名湖に行ってみると、先輩クルーの皆さんのの涙の嵐でした。着艇を手伝いながら心底驚くと同時に、西医体というものがどれだけの重みをもつのか思い知らされました。

 

練習頑張っていこう、と思って迎えた準クルーの秋ですが、そんなにモチベーション高くなかったです。ずっと微風で同じマークの周りをグルグルしてつまらなかったし、吹いたら吹いたでクローズのハイクアウトやリーチングの中座りが辛かったです。

秋新も、中居さん、憲さん、藤井さんがシングル~10番台で上回航するなか思いっきりコースを外しほぼべべ回航するわ、周り見てなくて他大学の艇にぶつけるわで散々でした。正直レースしながらヨット部辞めてやろうかとか思いつつ、拗ねて無言でレースしてました。でも、うちのスキッパーは決して怒鳴ったりせず、静かに(内心ぶち切れてたかもしれないですが)怒ってくるだけでした。ミスして拗ねて艇の雰囲気悪くしてただけの僕には分りもしなかったことですが、艇の雰囲気を悪くしない大切さ、ミスを気にしないメンタルの重要さ、そして何よりも僕のスキッパーの優しさに気づきました。

 

それからというもの、youtubeで上手なひとの乗り方を観たり、先輩にもらった動画を何十回と観たり、インカレ出てるような大学や西医体の参加校のブログを読み漁ったりしてました。何とかしてうちの艇を速くできないか、藤井・谷田艇に追いつけないか、うちのスキッパーにいい景色を見せられないかとか、そんなことばっかり考えてました。こうしたちょっとした努力が実を結んだことがあって、いつぞやのポイントレースでフィニッシュで10位とれたことがありました。総合で初めて藤井・谷田ペアに勝つことができて、スキッパーと一緒に後ろに続く艇団をみれて、それまでヨットやってて一番嬉しかったですし、「うちのスキッパー速い!」って心から思えるようになりました。

 

でも努力しているのは他所も同じで、走り練習や樽周りで同回生のペアに負けることが多々ありました。これまたリアクションが薄くてわかりにくかったかもですが、いちいち悔しくて、思うようにできない自分が腹立たしく、理解していないことを理解した気分になっていた自分にイライラしていたものです。

 

ところが、スキッパーはミスした僕をネチネチ責めたり怒鳴ったりせずにのびのびと育ててくれました。僕はそれに甘んじて好き勝手言わせてもらったりやらせてもらったりしてました。もちろん艇の雰囲気のつくり方はひとそれぞれで一つの正解なんてないと思いますが、僕は香菜さんと乗ってきたバナナが、569が、8ちゃんが、30038が、新艇が最高に居心地が良くて、楽しくて、幸せで、煌く思い出の1ページになっています。

感謝してもしきれません。

 

そんなこんなで迎えたコメディカルレース。宮崎には勝てなかったけれども、自分がひねり出したレグとスキッパーのスピードがかけ合わさって最高の状態でレースをこなせました。銀メダルとれて本当に良かった。宝物です。

 

 

続く本レース。1レースたたきはしたものの、上位で帰ってきた1日目の2ペア。

いつも通りいこう、と意識してはいましたが、緊張に飲まれたのでしょうか。微風のスタートで出遅れ、コースを外し、風の大きな振れに対応できず7位。よくある美談ではここから気持ちを切り替えて云々みたいな流れになると思いますし、この日上位を走っていた大学との一番の差はここなんだろうなと思いますが、僕らの艇は切り替えがうまくできなかった...

 

次第に上がっていく風速、次々と増えていく点数、遥か前の方から耳を襲ってくるトップホーン、トップ艇団のためでしかない弱まったブロー、容赦ないF旗掲揚......

 

艇を、セールを、自分の思考回路を、スキッパーのメンタルをどうにかしようと必死に考えても努力しても願っても神頼みしても、無残に突きつけられる艇速差とレグの差...

 

支援艇も言葉を選んで必死に応援してくれましたが、この日は支援艇ですら恨めしく思い(すみません)、5レース目も無謀なところからスタートし、ぼろ負け。

 

自分とスキッパーが積み上げてきたものの何%を出せたんだろう、もっと上手い励まし方があったんじゃないか、ブームに何か書いておけばよかった、着艇したくない、みんなの顔が見たくない、西宮に帰りたいなどと絶望感に打ちひしがれつつ着艇したわけです。大泣きする一歩手前でしたが、後輩や同回や先輩がいつも通り接してくれて本当に助かりました。ありがとう。

 

3日目、自分たちの走りを他大学に見せつけた藤井・谷田ペアと藤澤・佃ペアの雄姿に狂喜しつつ、それと同じくらい悔しさ、悲しさ、羨ましさ、妬ましさ、といった負のもやもやした感情に苛まれました。自分の涙がどっち泣きだったのかいまでもわからないままです。

 

結局、僕とスキッパーが育ててきた蕾は満開になりかけたまま萎んでいきました。

 

チームに貢献できず申し訳なかったし、他のペアのような走りと本番への強さも無く悔しいし、スキッパーに花を持たせられず後悔でいっぱいです。

 

でも、来年も再来年も西医体はやってくるわけで...

僕が2年と半年かけて培ってきたことを後輩に伝え、先輩が同じミスを犯さないようにサポートし、自分たちが2年後きちんとリベンジできるようにあと2年頑張っていきます。

 

 

OB・OGのみなさん、恩返しできず申し訳ありません。歴代のスナイプクルーのレベルに達せずに終わってしまったのは結果が物語っていますが、今までありがとうございました。

 

1回生のみんな、支えてくれてありがとう!

西医体の雰囲気がどんな感じかわかったかな?いきなり正クルーで大変やと思うけど、スキッパーがへなちょこで殺意湧くかもしれんけど、一緒に頑張っていこう!

 

4回生の皆さん、サポートありがとうございました。後輩として、主務として、走り相手として、チームメイトとして全力でサポートするので、必ず優勝杯を取り戻してきてください。

 

選手のみんな、今までありがとうございました。

みんなでしゃべったり、整備したり、遠征したり、西医体出れたことは僕の財産です!

絶対リベンジしよう!

 

 

自分の拙文で泣きそうになってきたのでここらへんにします。

長駄文、失礼しました

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